mamma-onakasuita!

ゆるっと子育て。しっかりごはん。セキララに綴る夫婦の日々

育児休暇から職場復帰するあなたへ。

サクラサク。ついつい写真撮っちゃうかーさんですこんにちわ。


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保活を乗り越え、この春に保育園入園、そして職場復帰するみなさん


おめでとうございます。


これが育児休暇、最後の週末かぁ〜とお思いのことでしょう。


あったなぁ〜そんな時が。


そしてその時のかーさんったら、一歳半の元気過ぎる息子あーさんとの生活に飽きてきたといいますか


今日はどこへいこう....どうやって体力消耗させてお昼寝へ導こう...と疲れていたので


保育園預けられるなんて「やった」と思っていたのです。


明日から職場復帰という日、ある育児イベントに行きました。その時に話したベテラン保育士さんに、明日から職場復帰なんですよ〜なんてヘラヘラ話すかーさん。すると保育士さんが真剣な顔で


「明日の朝、子供さんと離れる時は、くれぐれも泣かないでくださいね」


と言われました。


へ?泣く?私が?


そんなわけないない!やっと働けるんだ、あーさんのママとしてではなく。〇〇さんと呼ばれ、毎月お給料をもらうんだ!息子は保育士さんたちと楽しく遊ぶんだ!


ぐらいに思ってたので、泣かないですよ〜と軽く返したのです。


でも、さらに、その保育士さんは言う


「泣くなら車の中で。子供の前で涙を見せたらだめよ!」


ーーーーー

翌朝。前日のうちに朝食の仕込みまで準備は万端。


家を出るべき時間の20分前には完璧に準備完了し


家を出た。


「あーさん、今日から保育園だね、先生といっぱい遊んでおいでね」なんて話しかけながら保育園へ向かった。


保育園へ着くと、「今日は何して遊ぶの?」と言いたげに楽しそうにするあーさん。


いざ、教室へ入ると手を差し伸べてくる先生たち。「さぁ、あーくんおいで!いっぱいオモチャあるよ」


一瞬で

ぎゅっと身体を硬くして、しがみつくあーさん。「遊びにきたんじゃない!」と


気づいた瞬間「ギャーーーーー」と泣きはじめた。


そして、私も突然泣きそうになった。


必死な息子を見たら、もう胸が張り裂けそうだった。


でも泣かない。泣いたらいけない。


昨日出会った保育士さんはこうも言った。


「ママが泣いたら、僕ってかわいそうなんだ、ママが泣いちゃうなら悲しいことなんだって思っちゃうから」


だから私は泣かない。


しがみつくあーさんを、2人がかりで先生が抱きかかえ引き離した。


かーさんは必死で笑顔をつくり


「よろしくお願いします」といって


足早に教室を出た。涙は目から今にも溢れそうだった。


車に乗り、ハンドルを握るや否や、わーっと涙が出た。


職場復帰への不安も、あーさんの必死な姿も全部全部涙の理由だった。


職場復帰するあなたがこれを読んでいるならば、


初日泣かないように、今から少しだけ気を引き締めて欲しい。


声をかけるなら

「ママは保育士の先生は、君のことを守ってくれるって知ってるの。だから安心して預けられるんだ。」


行きたくないよ〜と泣く子には


「うんうん、行きたくないんだね。行きたくないね」と共感してあげていい。


でも、母は泣いたらいけない。


「いってくるね、お迎えは〇時だよ」と子供と約束して


その時間の約束は必ず守って欲しい。


そんな偉そうなことを言ってはいるが、あーさんは、2年間は通園時いつも泣き面だった。


通園4年目に入ろうとしているこの頃、やっと笑顔でいってきまーすと言い、時には全く振り返らずに教室へ入っていく。


やっと慣れたのだ。事あるごとに「保育園の先生たちのことは君を守ってくれること」「あーさんが保育園で待っててくれるからお仕事を頑張れる事」を言い聞かせてきた。


「ママ!仕事頑張ってね!」といってくれたとき私はまた泣きそうになった。今度は喜びの涙だ。


共に頑張ろう。


さぁ、新しい春だ。